日本シェアハウス連盟は「シェアハウス」の認知度を高めるとともに運営の質的向上を願う有志数社が集まり、2006年12月1日に本連盟を発足させました。 業界全体の地道な活動が身を結んだのか、近年ではマスコミに取り上げられる機会も増え、一般の方々の話題の中で「シェアハウス」という言葉が使われることも珍しくなくなりました。
しかし、当連盟の調査によれば、現在、国内のシェアハウス数は5600を超えるとされています。 これだけの数があれば、その運営形態や管理方法は様々で、2013年の「脱法ハウス問題」を例に挙げるまでもなく、改善や見直しに取り組まなければならないことは多々あります。 そのために業界の代表として行政と連携することはもちろんのこと、世間にもシェアハウスの素晴らしさをアピールすることの重要性が増していると言えます。
現在、当連盟は業者間の情報交換・勉強会・講演会・交流会などを主な活動内容としていま す。
コロナ禍においてシェアハウス業界も大きな影響を受け、ハウスを閉鎖せざるを得なかった事業者も多かったのは事実です。しかし、少しずつではありますが明るい兆しが見えてきました。
私達は業界の発展のみならず、外国人住居問題の解決や国際交流促進などを通じて、 微力ながらも我が国の真の国際化に貢献するという大志を抱き、 また希薄になったといわれる隣人同士の交流を実現することを目的として精力的に活動していく所存でございます。
代表理事 高橋 圭一(ゲストハウスこよみ屋)